英語(リスニング) 分析コメント


出題傾向に大きな変化はないが、聞いた言葉を他の言葉に言い換える力がより問われるようになった。

設問総数(25問)と読み上げ文の総語数にほとんど変化はなかった。印刷された質問・選択肢の総語数は約70語減り、選択肢の読み取りの負担が若干軽減された。

難易度 昨年並み
選択肢の読み取りの負担は若干軽減されているが、ポスターの情報を読み取ったり、言葉の言い換えがより問われるようになったことから、全体的な難易度は昨年並み。
出題分量
マーク数、配点は昨年と同じ。読み上げられた英文の総語数は1,145語(昨年は1,129語)。質問・選択肢の総語数は502語(昨年は576語)。
出題傾向分析
音声を聴き取る技能だけでなく、聴き取った情報を他の表現に言い換える力がより求められる出題傾向となった。
2017年度フレーム
大問 分野 配点 マーク数 word数 テーマ
1 対話文イラスト選択問題 12 6 29/8 問1 女性が選ぶ寮の部屋の間取り
30/8 問2 男の子の交通費
31/21 問3 男性の今日の予定
29/22 問4 女性が映画で気に入らない点
22/20 問5 男性が受け取る迷惑メールの数
29/5 問6 女性のお弁当
2 対話文応答完成問題 14 7 26/19 問7 ダンスの発表会の開始時刻
22/16 問8 男性のスペイン語力
27/10 問9 ケガで早退するか
24/22 問10 もしかして人違い?
25/25 問11 非常用備品の中身
26 /28 問12 留学準備の相談
30/24 問13 宣伝文句に懐疑的
3 A 対話文質問選択問題 12 3 50/27 問14 女性が息子に腹を立てた理由
48/12 問15 歯医者の予約
50/37 問16 二人はそれぞれどこにいる?
B 対話長文ヴィジュアル型質問選択問題 3 149/62 問17〜19 夏のボランティアプログラム
4 A モノローグ長文内容把握問題 12 3 195/80 問20〜22 アフリカの失明率低下へのウィルソンの貢献
B 会話長文質問選択問題 3 303/56 問23〜25 アメリカへ持っていく手土産
合計 50 25    
2016年度フレーム
大問 分野 配点 マーク数 word数 テーマ
1 対話文イラスト選択問題 12 6 29/6 問1 新しい校旗
28/10 問2 新入部員の総数
27/11 問3 興味がない授業
30/19 問4 レポートの締め切りまであと何分?
25/33 問5 ロッカーの場所はどこ?
29/8 問6 電話番号の記入箇所
2 対話文応答完成問題 14 7 24/29 問7 辞書を貸して
25/31 問8 レストランの予約
25/23 問9 ばったり会ったエミリー
24/21 問10 顔の表情からわかる音楽の好み
20/28 問11 飲酒可能な年齢の違い
29/25 問12 フライドチキンの値引き
23/12 問13 今週は眠れない
3 A 対話文質問選択問題 12 3 49/32 問14 母の誕生日プレゼント
48/36 問15 男性の新しいシャツを好まない理由 
48/32 問16 ダウンロードではなくCDを買う
B 対話長文ヴィジュアル型質問選択問題 3 148/63 問17〜19 宅配ピザの注文
4 A モノローグ長文内容把握問題 12 3 197/83 問20〜22 隣人にあげたロブスター
B 会話長文質問選択問題 3 301/74 問23〜25 500万円でできる学校の改善
合計 50 25    
注)word数は、問題文/設問選択肢です。
2017年度設問別分析コメント
第1問 対話を聞き、質問の答えとして最も適切なイラスト、数字などを選ぶ問題。問5はa third of themの分数表現が聴き取りにくかったと思われる。
事前に質問とイラストなどに目を通して、聴き取りのポイントを予測しておくこと、また、数字の聴き取りや計算にも慣れておくことが重要である。
第2問 読み上げられた対話に続く応答を選ぶ問題。選択肢は例年通り短めである。
事前に選択肢に目を通して、場面・状況を想像しながら聴く訓練をしておくこと。対話の中で聞こえてこない単語で選択肢が作られていることもあるので、聞こえてくる音に引きずられないように注意する。また、対話全体の状況を把握し、最後の発話の内容を十分理解した上で柔軟に応答を考えるスピーキング能力を向上させる練習が重要である。
第3問 A:対話を聞いて、質問の答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題。カタカナ語と英語の発音の違いに注意しておくとよい。普段から単語を自分で口に出して発音することで聴き取りの力をつけておくことが大事である。
B:質問選択型。昨年出題されていたイラスト内の空所補充型の設問が姿を消した。複数の情報を聴き取り、取捨選択する能力が問われる問題。事前にポスターの内容を素早く読み取り、情報を理解しておくことが求められる。
第4問 A:長めの英文1題。昨年はエッセイだったが、今年度は伝記が出題された。伝記はエッセイよりも英文の流れを捉えやすい。ただし、数字を含む複数の情報を整理しながら聴き取らないと正解が得られにくい。
事前に質問と選択肢を短時間で読み取り、的を絞った聴き取りをすることや、内容を正確に聴き取るためにディクテーションなどの練習を取り入れることが効果的であろう。
B:昨年から登場した、3人の討論を聞いて質問に答える形式であった。聴き取った情報の要点をまとめる練習を普段からしておくとよい。
過去の平均点の推移
12年度 13年度 14年度 15年度 16年度
24.6 31.5 33.2 35.4 30.8
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